Giraサクセスストーリー

医療技術のハイブリッドコンポーネントのためのオープンエアープラズマ。

Alfred A. Bulitz

Managing Director Gira Giersiepen GmbH & Co. KG

プラズマトリート社が提供するサービスは、技術、その利点、そして迅速で簡単な試験設備の提供まで、私たちの世話をしてくれるスタッフの個人的なコミットメントとともに、私たちがOpenair-Plasma®技術に取り組むという決断を後押ししてくれます。

- Alfred A. Bulitz, Managing Director Gira Giersiepen GmbH & Co. KG

プラスチック射出成形で医療技術用部品を製造する場合、寸法と外観の品質が最も要求されます。このアプリケーションの具体的なケースでは、複数の部品で構成されるサブアセンブリが、プラスチック（PC）とその中に封入された金属スリーブ（ステンレス鋼）で作られたハイブリッド部品で代用されています。

Plasma activation of medical component — Image: Gira

この部品は心臓手術中に血液を搬送するため、2つの材料の間に絶対に漏れのない接合部が必要です。この場合、Openair-Plasma®技術が成功の決め手となります。この目的のために、金属スリーブは挿入直前にプラズマで完全自動制御処理される。

この処理によってのみ、収縮、極小の気泡や隙間といった重要な変数に対して成功がもたらされ、絶対に漏れない液体シールが実現する。特に滅菌洗浄液の場合は、粘度が極めて低いため、最も細いキャピラリーでもテスト結果が陰性になることがあるが、リークプルーフを実証することができた。また、プラズマプロセスを使用することで、射出成形プロセスのこれまで極めて小さかったプロセスウィンドウを、かなり拡大することができた。このように、プラズマは経済効率の向上にも明確に貢献するのである。

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