RD1004回転ノズル - 低温入力による超微細洗浄とプラズマ活性化

RD1004プラズマ回転ノズルを使用して低温プラズマを生成します。 このノズルは、熱による影響を受けやすい、複雑な形状の表面・素材の処理に適しています。 特許取得済のロータリーシステムにより、処理を施す素材にプラズマ効果を均一に作用させます。その際、パルス状のプラズマを用いて、表面を数回、短時間スイープします。それにより、熱注入量を低く抑えつつ、クリーニングと活性化を極めて効果的に行うことができます。

用途の例

  • EPDMおよびTPEプロファイル:接合、フロック加工、摩擦防止コーティングの前に、インラインでプロファイルを処理
  • 自動車産業における無極性ワニスのクリアコート処理
  • PCB:印刷とオーバーモールドの前のポテンシャルフリーの前処理
  • 家電製品、高光沢ポリプロピレン(PP):パッド印刷前の穏やかな前処理
  • 大きな穴や溝など、さまざまな噴射口角度を必要とするカスタムアプリケーション

ワークピースが有する特定の特性に対する前処理プロセスの最適条件の調整

Openair-Plasma®ノズルは、用途特有のプロセスに合わせて調整することが可能です。例えば、噴射口角度の異なる各種バージョンのノズルを利用することができます。お客様の多種多様な要件を満たすための基盤として、すでに50種類以上のノズルヘッドの利用が可能となっています。

各種ノズルヘッド

プラズマを発生させるだけでは用途で成功を得ることはできません。そのためプラズマトリート社は、カスタマイズされたノズルヘッドの設計において多くの能力と経験を有しています。

Andreas Landeck

プロジェクトマネージャー、産業エンジニアリング部門、MIELE Cie&Co. KG

メンテナンスが最小限で済む一方で、プロセス信頼性が最大化されます。

- Andreas Landeck, プロジェクトマネージャー、産業エンジニアリング部門、MIELE Cie&Co. KG