インプラントとステント:微細クリーニングとプラズマ滅菌処理 ‐ エンドトキシンを完全に除去
骨置換材や人工関節、歯科用インプラント、ステントなど、インプラントを使用しない現代医療などは想像することもできません。毎日、数百万件ものインプラント手術が行われています。ただし、インプラントを人体に移植する際には、その前にインプラントを完全にクリーニングし、無菌状態としなければなりません。従来、インプラントのクリーニングや滅菌に利用されてきた方法は、正しく実施すれば、細菌を全て確実に殺菌することができます。しかしこの方法では、エンドトキシンと呼ばれる細胞膜が処理表面に残留する可能性があります。このエンドトキシンは、特に骨組織に炎症を生じ、血液の供給量が減少する原因となることが判明しています。
器具・表面の滅菌‐PlasmaPlus®によるインラインでの二酸化チタンコーティングの実施
二酸化チタンコーティングと紫外線を併用すると、殺菌効果を発揮します。この技術を利用すれば、光との接触面や光伝導面上におけるあらゆる表面の微生物による堆積層の形成を防止することができます。
プラズマトリート社では、PlasmaPlus® プロセスを利用し、(低圧チャンバーを使用しない)大気圧条件下における二酸化チタンコーティングの蒸着に初めて成功しました。
この大気圧プラズマ重合を利用すれば、各種の装置や表面に対し、上記のような革新的機能性コーティングを、工業生産中にインラインで施すことができます。
この方法は、医療分野や実験分野における利用以外にも、コンピュータ用キーボードや携帯電話用ディスプレー、太陽電池、ライフサイエンス技術用機器の抗菌性仕上げにご活用いただけます。
次回のPlasmaTalksとイベントのご案内
How to achieve higher yields in semiconductor backend applications
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Stuttgart
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