プラズマ処理の前に:表面エネルギーの測定

材料の表面にはそれぞれ特有の表面エネルギーがあり、これが次工程の品質を大きく左右します。
表面エネルギーと表面の濡れ性は、接着剤やインクなどの液体の付着性に大きく影響します。材料表面の濡れ性の判定には、接触角測定などの技術が用いられます。

多くの材料は、ほかの材料と接合する前に表面前処理を行う必要があります。特にプラスチックは非極性成分の割合が非常に高いため、表面の濡れ性が低い特徴があります。
このため、さまざまな産業において、接着、印刷、塗装、シーリング、コーティングなどの工程の前には、適切な表面前処理が欠かせません。

プラズマトリートのプラズマ前処理や、表面エネルギー解析およびストレス解析を活用すれば、製品品質の向上や製造プロセスの最適化を実現できるほか、これまで使用できなかった材料の利用や接合も可能になります。

プラズマトリートの表面特性測定ではさまざまな分析が可能です。サービスの詳細はこちらをご覧ください。

 

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テストインク

プラズマトリートのプラズマ処理テストインクは、プラスチック、ガラス、再生材も含むあらゆるタイプの材料に適しており、表面エネルギーを簡単に測定できます。
テスト結果を検証すれば、表面エネルギーが接着強度に及ぼす影響を把握でき、表面処理プロセスの最適化に役立てられます。
 

テストインク

AntiCorr® 評価液

プラズマトリートのAntiCorr®評価液は、防錆コーティングの効果を確認するための評価手法です。
硫酸銅および強酸性の腐食性液体を塗布することで、数秒で結果が表れ、防錆コーティングの効果を目視で確認できます。
迅速かつ信頼性の高い評価手段として、ご活用いただけます。

 

AntiCorr® 評価液

接触角の測定

MSA (モバイルサーフェスアナライザー) は表面自由エネルギーに基づいて濡れ性を自動で測定する装置です。
コーティングや洗浄などの前処理を行った表面の品質管理において高い性能を発揮し、すぐに結果を得ることができます。

 

接触角の測定

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テストインクのオンライン注文

プラズマトリートのテストインクはエタノール、ホルムアミド、メタノールの3種類があり、さまざまなサイズや、セットでのご購入も可能です。

AntiCorr®評価液のオンライン注文

AntiCorr®評価液は、単品でのご購入はもちろん、最大5本までのセットでもお買い求めいただけます。5種類の評価液は、それぞれ成分の組成が異なります。