プライマーの替わりにプラズマ処理
プラズマ表面処理を施さない限り、ポリプロピレン（PP）やポリエーテル・エーテル・ケトン（PEEK）、ポリオキシメチレン（POM）をはじめとする材料の多くは、ほとんど、あるいは全く接合することができません。ガラス、金属、セラミック、プラスチックに耐久性に優れた高強度の接合を施すことは、製造業界特有の課題となっています。Openair-Plasma ® 処理を利用して表面改質処理 と同時に超微細洗浄を施すことで接着性が向上、接合する表面の接着機能・接合強度を改善することができます。
数多くの応用領域で効果を発揮、接着促進剤としてのプラズマ利用で構造接合や複合材の接合がさらに向上
自動車業界におけるプラスチック接合だけでも、極めて効果的な Openair-Plasma® アプリケーションが数多くあります。
構造接合
車両製造における冷蔵トラック上部構造を対象としたプラズマ接着接合技術
この用途では、パネルコンポーネントの構造接合が必要となります。従来のクリーニング/前処理プロセスすべてに代わる技術として Openair-Plasma® 前処理を利用すれば、接合する表面の接着機能を改善することができます。
