Openair-Plasma®によるプラスチックの表面処理

Tuesday, 11-10-2020
60 min
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ポリプロピレン(PP)やポリカーボネート(PC)のような極性の低いプラスチック素材は濡れ性が悪く、接着剤や塗料などの液体が剥離しやすいため、接着やコーティング、印字などの前には何らかの表面処理が必須とされています。

一口に「表面処理」と言っても、アプリケーションや次工程の内容ごとに最適な表面状態は異なります。 

数ある表面処理技術の中でも、当社の大気圧プラズマ技術Openair-Plasma®(オープンエアープラズマ)が幅広い産業で数多く採用されているのはなぜなのでしょうか。

 

Openair-Plasma®の特長の一つに、環境に対してクリーンなドライプロセスという点があります。従来は薬品を使った洗浄やプライマーなどの揮発性有機化合物(VOC)を使用するウェットな表面処理が一般的でしたが、Openair-Plasma®は薬剤を使用しないドライプロセスで、環境負荷の低減にも繋がり、もちろん乾燥工程も不要です。

その他にも、基材表面へのダメージレス、インラインおよび自動化プロセスへの導入が容易など、多くのメリットがあります。

 

Openair-Plasma®技術は金属、ガラスなど多くの基材に対して効果が期待できますが、今回のPlasmaTalkではプラスチック材料に焦点を当てて、その原理や効果をご紹介します。接着強度や密着性、耐久性向上の課題に対し、Openair-Plasma®処理の技術やその効果、さらに採用実績のあるアプリケーションなどもご紹介します。

 

ウェビナートピックス:

  • Openair-Plasma®技術によるプラスチックの表面改質の仕組み
  • 大気圧プラズマ処理の特長・処理効果
  • アプリケーションのご紹介と導入メリット事例
  • 環境負荷の低減とリサイクルに繋がるOpenair-Plasma®技術
  • PlasmaPlus®コーティング技術によるプラスチックの接着促進と耐候性向上効果