玩具に関する厳しい基準 ‐ Openair-Plasma®による安全な加工とインクの接着

「玩具から剥がれ落ちた印刷インクは、あっという間に幼児の胃に入り込んでしまいます」。この有名な玩具メーカーによる警告文は、玩具に厳しい安全要件を課す必要があることを示しています。したがって、玩具に使用するインクシステムは、食品着色剤に適用される要件と同じ要件に適合していなければなりません。また同時に、玩具用プラスチック製部品の製造には、鉛などの有毒な安定剤を使用することはできません。

玩具向けのOpenair-Plasma®技術

したがって、コスト効率に優れた方法を用いて玩具を製造するという一般的な課題を克服すると同時に、品質に優れた印刷インクの接着を可能にするためには、革新的な製造プロセスが必要となります。

Openair-Plasma®を利用すれば、多種多様な材料の加工に必要となる高レベルの表面張力を確実に達成することができます。ここで最も重要な意味を持つのが、このプロセスは化学薬品を使用しない、純粋な物理的プロセスであるということです。そのため水性インクの美しさを損なうことなく、長期間安定した状態で接着することができます。

その他メリット:

  • リサイクル材料などの代替材料の利用が可能; 接着剤の用途の種類を拡大; 合理的な新たな製造法(家具のエッジ部分のプラズマシーリングなど); 製造中の品質の安定化とスクラップの減少

コスト効率が高く、優れた可撓性を実現:Openair-Plasma®により、毒性のある材料を使用することなく、玩具の2C射出成形加工が容易に

2色射出成形加工とは、射出成形加工を用いた2段階の製造プロセスを指す用語です。第1段階として硬質コンポーネントを形成した後、第2段階として軟質コンポーネントを用いて選択的なコーティングを施します。この2つの材料の相性が良ければ、硬質コンポーネントと軟質コンポーネントを強力に接着することができます。

玩具の場合、医療技術分野と同じように、毒性のある材料を一切使用していない認証材料以外は使用することができません。しかし一般的には、この種の材料に軟質コンポーネントを十分に接着させることはできません。したがって、玩具の製造において、上記プロセスが使用されることはほとんどありません。

ただしOpenair-Plasma®前処理を利用すれば、玩具業界においても毒性のある材料について懸念することなく、またそのような物質を使用することなく、2K射出成形加工を利用することができます。このプラズマシステムは、玩具の押出工程に直接組み入れることが可能であり、軟質コンポーネント(プラスチック接合剤)を接合する場所を正確かつ選択的に改質することができます。

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